9/22,23にご予約をいただいていた皆さま、
急な日時変更だったにも関わらず、足をお運びいただきました皆さま、
気にかけて下さった皆さま、
本当にありがとうございました。
コロナ禍以降、罹患して降板される俳優さんたちの報告をよく目にして来ましたが、
自分がなってみて、公演自体が中止になるのとも違う、
瞬時には心が追いつかない、
けれどもそのような中、様々な事務的なことを話し合わなければならない、
そういうものを経験しました。
そして、一回のみの本番を経て、やはり演劇は、
お客さまがいらしてこそ、
観ていただいてこそのものだということを改めて、
肌で感じました。
ずっとやってみたいと思っていた「六の宮の姫君」は、
わたしが目指す表現まではまだまだ遠い状態でありましたが、
いまのわたしの精一杯でした。
「セルフ演出」に恐れ慄き、孤独に震えては
みんなで「不安！不安！」と吐き出して励まし合い、
また一人で稽古して、という日々でした。
「六の宮の姫君」という物語を語るあの時間を同じ空間で一緒に過ごしていただけたこと、
本当に有り難く、嬉しかったです。
心より御礼申し上げます。
もしご感想、叱咤激励などありましたら、お送りいただければ幸いです。
ようやく涼しくなってきましたが、寒暖差激しく、体調心配になりますね。
どうぞご自愛ください。
佐藤祐香
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